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2025年 春 スリランカキャンプ報告🇱🇰 〈生活編〉

アユボワン!(こんにちは)

2025年2/27〜3/13に実施されたスリランカワークキャンプに参加してきました、和(のどか)です!

私からは、今回のキャンプの〈生活〉について紹介していきたいと思います。どうぞお楽しみください!

寒さも和らいできた2月27日、成田空港に39名のキャンパーが集いました。

知り合いが一人もいない中で、目の前の皆と仲良くなれるのだろうかだろうかと大緊張。

ドキドキの自己紹介が始まります。

成田空港での自己紹介

スリランカへ旅立つ心構えもはっきりしないまま、あれよあれよと飛行機に乗り、気がつけばスリランカのバンダラナイケ空港に到着していました。

9時間の長期フライトを経て、バスに乗り換えます。スリランカのバスはスピードが速くてびっくり!前のバイクや車をぐんぐん追い越していきます。

このバスで出発!

バスではスリランカのバナナを食べました。スリランカのバナナは何と20種類もあるそう。今回はそのうちの2種類を食べました。ワイワイ話しながらスリリングな運転を楽しんでいるうちに気づけばみんなとも打ち解け、6時間のドライブもあっという間に終わりました。

スリランカの酸っぱいバナナ「アンブルケセル」

バスが研修施設に到着しました。ここからスリランカでの生活が始まります。

一日目は“サロン”選びを行いました。“サロン”とはスリランカの伝統的な布で、水浴びの時に身体に巻き付けて使います。毎日のシャワーの時には、サロンで肌を隠しながら身体を洗います。自分が好きな色・柄を選んで最後にはじゃんけんで決定!素敵な模様のサロンをゲットできました(^▽^)/

色鮮やかなサロン

熱い戦いの後は朝ごはん。初スリランカカレーです。

スリランカカレー🍛

みんな戸惑いながらも手を使って食べてみました。スリランカのカレーはピリ辛。辛いものが苦手な私も、皆から応援してもらいながら食べきることができました!

研修施設では日本人だけで過ごしたので、慣れない土地での不安も怖さもみんなで共有し、これから一緒に乗り越えていこうと思えるようになりました。

 

いっぱい遊びました!

二日目はいよいよワークを行う村へ移動!

バスで奥地へ進むと、大自然の鮮やかな景色が一面に広がっていました。クジャクやサル、様々な鳥の鳴き声とバナナにココナッツの木々。日本では見られない風景がいくつも見られ、ここからの生活への期待が一気に高まりました。

揺られること一時間、ついに村に到着です。バスが停まった先では大勢の村人が私たちを出迎えてくれました。

手作りの門!

バスから降りたとたんに子どもたちが美しい花束を手渡してくれて、そのまま手を引かれて歓迎会が始まりました。

色鮮やかなお花を貰いました!

歓迎会では私たちのために準備してくれた様々な伝統的なダンスを披露してもらいました。どれもとても楽しくて、思わず私たちもダンスに参加してしまいました。

歓迎会でのダンス

歓迎会も終盤に差し掛かり、ホストファミリー発表の瞬間がやってきました。名前を呼ばれ、ホストファミリーとなる村人と対面します。

ホストファミリーとの対面! これからよろしくね!

右も左もわからないまま、手を引かれて一緒に家へと向かいます。現地の言語であるシンハラ語を一文字も覚えずに今回のキャンプに挑んだ私は、何を話したらいいのかと本当に焦りました。しかし、ジェスチャーや簡単な英語を使えば何とかコミュニケーションをとることができ、一安心しました。

三日目からはワークがスタートします。色々なドラマがあったワークの様子は、ワーク編のブログでぜひ見てみてくださいね(o^―^o)

水門づくりの様子

水門づくりに使う大量の石

毎日のワークが終わると私たちは大体17時頃に家に帰るのですが、帰宅後の生活は人によって様々です。

毎日、手を繋いでお家に帰りました!

私の家では家族と一緒に近所を散歩して、家族の知り合いや親戚の家を訪問することが多かったです。知らないスリランカ人が、物珍しい日本人の私を囲んで毎日のようにシンハラ語でガンガン話しかけてきます。最初は言っていることの9.5割が理解できませんでしたが、会話の回数を重ねるうちにだんだん言いたいことが分かるようになり楽しく話すことができました。

ステッカーをプレゼント!

家によっては毎日ダンスパーティをしたり、お寺に訪問したり、クリケットをしたり、ボードゲームをしたり…、とそれぞれの形で家族との時間を過ごしていったようです。

お寺訪問
ボードゲーム

私はキャンプ中に20歳の誕生日を迎えたのですが、家族主催でパーティを開いてくれて、村人みんなから誕生日をお祝いしてもらいました。日本人の仲間もサプライスで楽器を演奏してお祝いしてくれて、最高の20歳の誕生日になりました。

誕生日パーティ

ホームステイ初日からたくさんの愛情をくれた家族たち。次第に私たちの心もそれに追いついてきて本当の家族のようなひと時を過ごせるようになりました。私たちからも家族にお土産をプレゼントしたり、浴衣を着せたり、日本の文化や体操を教えたりなどそれぞれが自分たちなりの方法で感謝の気持ちを返しました。

楽しい日々もあっという間に過ぎ、スリランカ生活10日目。この日はお別れパーティが開かれました。日本人とスリランカ人がお互いに準備してきた出し物を披露します。歌やダンスなどでそれぞれの国の文化を紹介し合い、パーティは大いに盛り上がりました!

息を合わせて踊ったソーラン節

そして翌日、村とのお別れの時がやってきてしまいました。別れの時が迫る中、最後まで言葉を交わし合い、名残惜しさに満ちた時間を家族と紡ぎました。

家族とのお別れ

お別れ後、車内ではそれぞれの胸に残った思い出が涙となって溢れ、バスの中を静かに包み込んでいました。

いつかまた会いに来るからねー!

その後はスリランカの街を観光しました。

山に登ったり、現地のお店で紅茶や服、アクセサリーなどを買ったりしました。

山から見る圧巻の大自然!
街でのショッピング

そして再び研修施設へ。

同じ場所に帰ってきたはずなのに、最初よりもどこか温かく感じられました。10日間を経て日本人の仲間との絆もさらに深まり、まるで昔からの親友かのように気心の知れた間柄になっていました。帰国前日も、買ったスリランカのお菓子を食べながら夜遅くまで色々なことを話しました。

帰国前日

 

長いようで短かった、私たちのスリランカでのワークキャンプはこれにて幕を閉じます。

帰国後もホストファミリーとは電話やメッセージで連絡を取り続けています。もちろん日本人の仲間たちとも、一緒にスリランカ料理を食べに行ったり、good!の事務所に集まったり、と今でも交流が続いています。

事務所
キャンプ報告会

私にとってグッドのキャンプとは、「キャンプ中だけでなくその後もずっと続く、温かい居場所を作れるところ」です。

 

このブログを読んで“ちょっと面白そうかも”と思ったあなたへ。その心の動きが、きっと新しい扉を開いてくれます。

ほんの少しのチャレンジが人生に深く残る経験を連れてきてくれるはず。

一歩、一緒に踏み出してみませんか。

<今後のキャンプ>
山梨キャンプ 6月6日~8日
長野キャンプ 6月25〜29日
スリランカキャンプ 8月7日~8月20日/8月30日~9月12日 
富山キャンプ 9月11日~15日