長野 田舎暮らし農業体験ワークキャンプ

 信州共働学舎は、いろいろなハンディーを持った者が共に働き、豊かな自然の中で手作りの生活を営んでいるコミュニティーです。田畑が約5ヘクタール、米、野菜等を作ります。動物は和牛、山羊、鶏などを飼っています。米、豆、卵を自給し、できるかぎり自分たちの作った作物で生活しています。田んぼは今でも手で植え、手で草を取り、手で刈ることを基本としています。
6 月のプログラムでは、田んぼの草取り、荷物の荷揚げ、大豆の定植などを行います。
10月のプログラムでは、収穫した穀物の脱穀、荷物の荷揚げ、脱穀などをお手伝いします。

1.日本昔話に出てくるような田舎暮らし

大自然を感じながらの自給自足、地域が密接に関わり合う集落……そんな田舎暮らしに憧れをいだきつつも、なかなか踏ん切りがつかない人も多いだろう。農家に泊まり、農業体験はもちろん、地域の自然や文化に触れ、メンバーとのふれあいを楽しみ、農家の暮らしや田舎の生活が体験できます。自然の中でしか感じられない爽快感を味わえます。

2.大自然のトレッキング

キャンプ中、山の上にある標高900メートルのところにある集落に荷揚げのお手伝いをします。車が通れず、人の足で1時間半歩かないとたどり着けない場所。大きな機械は入らない、生活用品はふもとから背負って運ぶ。

緑の中を歩いて進んでいく気持ち良さ、心地よい風、美しい景色…。どれも日常とは一味違う清々しさがあり、心も体もリフレッシュさせてくれます。

3.個性豊かなメンバー

「社会でスムーズに生きられない人たちと、ともに生きる場をつくりたい」。創立者のそんな思いから、はじまった「共働学舎」。心身に不自由を抱えた数人のメンバーたちと、まだ電気も水道も通っていない小屋で共同生活を送り、米や野菜を育てるところからのスタート。
共働学舎のメンバーは、個性的でとても魅力的な方ばかり。いつも参加者が元気をもらっています。

参加者の声~voice~

共働学舎者のメンバーたち

 キャンプを思い出すと共働学舎の方のニカッとした笑顔が浮かんできます。あの場所のあたたかさ、そこにいる人たちの親しみやすさは、私の想像を超えていました。あったかくておもしろくて、本当に色々な人がいました。社会で生きづらさを抱えている人たちが、自分の役割を全うし、楽しく汗を流して生きていることを知って、みんながこんな風に生きることができればいいのになあと思いました。共働学舎での生活を通して、自分の価値観が広がって、人の生き方について考えるきっかけをもらいました。

田の草とり

 田の草取りのワークでは、はじめは足がとられて動くのもままならなかったけれど、慣れてくると泥の冷たくて滑らかな感触を楽しんだり、稲の間をすいすいと泳ぐカエルやオタマジャクシの可愛さに癒されたりしました。同じ姿勢の作業で腰がきつくなるときもあったけど、ふと顔を上げると、対面には「元気ですかー?」と声をかけてくれるみんながいて、空には雲がのんびりと流れていて、山から吹く風は心地よくて、大きく息を吸い込んで「なんて平和なんだろう」と幸せな気持ちになりました。

荷揚げ

 真木への荷揚げは、体力がなく登山の苦手な私にとって最初は辛かったです。どんどん背負っている茅(かや)が重くなっていく気がして、登り始めてすぐに引き返したいと思いました。だけど、みんなで歌ったり声をかけ合うことで、なんとか前に進むことが出来ました。みんなの声を聴くともう一歩踏み出すパワーが出てきて、人の力ってすごいなと感じました。辿り着いたとき、アルプスの圧倒的な景色への感動と、みんなへの感謝の気持ちで胸が一杯になりました。1人では絶対に諦めてしまった道のりをなんとか登りきれたのは、大好きなみんなのおかげです!


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