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3月広島キャンプ(農林業)ご報告

こんにちは!健太郎です!
2023年3月17日~22日で広島キャンプをしてきました!
広島で農業&林業体験をしてきたので、その様子をご報告します!

今回全国から集まったのは、21名!北海道、関東、長野、愛媛、福岡と住んでいるところもバラバラ。大学生はもちろん、社会人の参加者も多く、金融系、公務員、システムエンジニア、児童福祉系…と職業もさまざま。ボランティアするのが初めて!という参加者もたくさんいました。

初日。一緒に過ごすメンバーと初顔合わせでドキドキ・・・


グッドの広島キャンプの受け入れ先といえば、そう。特定非営利活動法人 ブエンカミーノ!。農業を通じて生きづらさを抱える若者の自立を応援しています。

ブエンカミーノの畑!広々として気持ちが良い!

広大な畑でいろんな野菜をつくっていて、3月中旬は人手が足りない時期!
というわけで今回は、キャベツの収穫、きゅうりの苗植え、ブロッコリーの苗植えのお手伝いをすることに!また里山保全のための林業のお手伝いも体験させていただきました!ワークの様子については、この後、写真付きでご紹介します🌞


さてさて、ワークキャンプといえば、気になるのは、寝泊まりする場所。今回は、ブエンカミーノ居場所事業として運営する地域交流スペースOKAZAKI(通称おかざきハウス)をお借りしました。

改装したきれいな古民家です。

通常は、赤ちゃん、子ども、若者、おじいちゃん・おばあちゃん、不登校、フリーターなど地域に住むすべての世代へ開かれた「居場所」として運営されています。日々、おいしいご飯をみんなで囲んだり、楽器演奏やヨガ、子育てサロンや英会話など様々なサークル活動や地域イベントが開かれたりしています。敷地内には、ビニールハウスや作業場があり、地域の人たちが農業体験をすることもできます。

さあ、ワークスタートです!

農業は初めて!というメンバーばかり!学生も社会人もごちゃまぜでスタート!

自然いっぱいで気持ちいい~

今回は、いろんな種類のワークがありました☀

〇きゅうりの苗植え
きゅうりの苗植えは、畝(うね)づくりから。畝というのは、作物が育っていくために大切なベットのようなものです。そこへ、マルチという雑草防止のための白いシートを敷いていきます。

支柱を立て、ネットをかけたら、苗を植えていきます。
ゴールデンウィークには収穫できる予定とのことでした!
大きく育っているかたのしみですね〜

ネット張りをしているとき、大きな虹が見えました!
虹の根元がわかるくらい近くて、大きな🌈を見られてとてもラッキーでした!

〇ブロッコリーの苗植え
手植えと機械植えの両方で苗植えを行いました。
植えた数、なんと2000個!

手植えでは、専用器具使ってマルチに穴を開け、その穴に苗を入れていきます。
天気にも恵まれて、楽しく苗植えができました!

〇キャベツの収穫

畑一面に広がるキャベツたちを包丁でザクザクと収穫していきます。
片手では収まらないくらいの大きさで、綺麗な緑色!思わずかじりたくなるくらい、とっても新鮮でみずみずしかったです!

収穫した数、300個!
すぐに出荷準備をして、お客さんのもとへ。畑から採れた野菜が、どんな風に私たちの手に渡るのかを知ることができました。

〇ネギの収穫

お次はネギの収穫です。片手でスポッと抜けちゃいます。
「抜くのがクセになる!」とみんな楽しそう。


牛フンまき
畑に発酵した牛フンを撒きました。地味にみえますが、畑の栄養のために大切なワークです。発酵した牛フンは、発熱して温かいって知ってましたか?その温度にみんなビックリ!

〇鹿の捕獲&解体
畑にはいろんな動物がやってきて、せっかくできた作物を食べてしまいます。人間の立場からすると困るので、罠を仕掛けているのですが、ちょうどキャンプ中に鹿がかかりました。かわいそうなところですが、解体し、命をいただきました。ついさっきまで生きていた動物の解体を初めてみたメンバーも多く、それぞれいろんなことを感じました。

ローストディアー。おいしくいただきました。

いろんな農業ワークを経験して、食べることののありがたさや、自分たちの食卓へ届くまでの工程に関わっている方々への感謝をあらためて感じました。

〇林業に挑戦!

OKAZAKIハウスの裏山の整備のお手伝いもしました!
切られた木がたくさんあり、これをハウスの薪として活用しています。

切られた木といえど、1本を運ぶのも重くて大変!大人3人くらいの力が必要です。
みんなで力を合わせて、50本以上の木を運びました👏

みんな、ワークおつかれさま!
というわけで、OKAZAKIハウスに帰りましょう!

たくさん働いたあとは、ご飯がおいしい~
採れたて野菜をふんだんに使ったごはんに、おかわりが止まりません!

さっき運んだ薪を使って、薪ストーブであたたまります。
パチパチという音を聞きながら、火をみつめていると、ほっとしますね。

一緒に働いて、ご飯を食べているうちに、すっかり仲良しに!

〇参加者の声

「初めての参加だったので、行く前はどうなるんだろうと不安だったけど、優しくてあったかい人ばかりだった。人と一緒に協力して何かやるのは楽しいと思った」

「自分たちが日々食べている食材には、多くの人が関わり、その結果、私たちのところへ届いているんだって実感した。”いただきます”と”ごちそうさまでした”の挨拶に込められた意味や大切さを実感しました。」

「シンプルに楽しかった。行ってよかった。普段会えない人といっぱい出会った。いろんな人がいるんだって分かって安心した。行ってなかったら、気づけなかったことがたくさんある。」

いろんな体験ができる、広島キャンプ!最高の5日間でした!
次は夏の開催です。少しでも気になる人は、8月23日~27日、ぜひ一緒に広島で農業しましょう!お気軽にグッドまでお問い合わせください。