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2025年 春 スリランカキャンプ報告 🇱🇰〈ワーク編〉

アユボワン!(こんにちは) 大学3年生のタクミです!

2025年2月27日〜3月13日に開催されたスリランカキャンプに参加してきました。

今回は【ワーク編】として、私たちが現地で行ったワークについて紹介したいと思います!

スリランカでの生活を描いた【生活編】は、ノドカが書いてくれたのでそちらもぜひ見てみてください!

スリランカに到着後、2日間研修施設に滞在し、ポロンナルワという地域にあるカーシャパプラ村に向かいました。

私たちが滞在したカーシャパプラ村は稲作地帯!


この村は田んぼに水を引くために、川に砂袋でダムを作っていました。ダムで水の流れを変える必要があったのです。

しかし毎年の大雨でダムが壊され、その度に村人が力を合わせて作り直していたみたいです。長年、その苦労に悩まされていたそうです💦


そこで!この問題を解決するためにコンクリートで水門を作りました。(グッドのキャンプの中でも水門作りはかなり珍しいそうです✨)

ここに水門を作るんだよ!

記念すべき第一投!!

おりゃ!おりゃ!これから頑張るぞー!!!

ワークの流れとともに、朝の流れもご紹介!!

毎朝、起きて、準備を済ませたら、ホームステイ先の家からワークの場所まで集合します!

家族と歩いてワーク地へ
今日やることを確認!
村人たちが見守ってくれてます

ワークの始まりは朝のストレッチから!軽いダンスや体操をみんなで踊りました。ジャンボリミッキーや筋肉エクササイズなど、朝から体を動かして眠気を吹っ飛ばします!

筋肉ムッキムキ体操!

いよいよワーク開始!

①材料を運ぶ

ワーク前半は、水門を形作るコンクリートの材料となるメタル(小石)、土、セメントや木枠を川の近くまで運びました。

みんなやる気に溢れているね!
コンクリートの材料!川の近くまで運びました!

メタルはバケツリレーで! 田んぼの中の一本道を往復しました。

石の量が多すぎて永遠に終わらなーい!笑 

道が長いので、バケツリレーでも歩く距離が結構長くて大変でしたが、村の子どもたちもいっぱい手伝ってくれました。

疲れましたが、みんなで声を出してやった時間はとても楽しかったです。

汗をかくの気持ちいい!

50kgのセメントも頑張って運びます!みんなの応援が力に変わる!

最初は、こんなの無理だと思っていたけど、実際にやってみたら、助け合って、挑戦できることがたくさんあって、すごく楽しかったです。

自分の体重と同じくらい?! 頑張って運ぶよ!

ワークの合間にはお昼ご飯が!スリランカのごはんと言えばカレー!毎日村のお母さんたちが作ってくれたカレーが振舞われました。

ホームステイ先で、家族と一緒に食べるご飯もいいけど、みんなでわいわい食べるご飯はもっと美味しいです!中には4回もお替りする人もいました!食べ過ぎなのでは、、笑

たくさん食べてエネルギー蓄えます。

紅茶が有名なスリランカでは、一日に何杯も紅茶を飲むティータイムがあり、ワーク中には、お昼ご飯の前後に2回お茶の時間がもうけられました。

砂糖がいっぱい入った甘いティーが疲れた体に沁みる…
あったかいスープも飲みました

お茶と一緒にいただくおやつも美味しい!僕は、おやつで出してくれたキャッサバ(タピオカの原料になる芋)が一番好きでした。

僕の弟と食べたキャッサバが一番美味しかった!

休憩している間に職人さんたちが重機で川の流れを変えてくれました!これで作業が進む!

職人さんたちが川の流れを変えてくれました

②コンクリートを作る

ワーク後半は「コンクリート造り」。機械に運んできた材料を入れて混ぜます!機械に砂利、セメント、土、水を加えてコンクリートを作ります。重い材料も協力して持ち上げました!

コンクリートを作るための機械!
バケツリレーで運んだ材料をいれていきます!

ワークの合間には、村の子供達と遊んだり、村人と話したりゆったりした時間が流れていました。

村人と仲良くおしゃべり
トランペット吹けるかな?
お昼寝も大切だよね
気持ちいいー!

いよいよワークも終盤!

③コンクリートを木枠に流し込む

職人さんが設置してくれた木枠

機械で作ったコンクリートの液を桶にすくい入れます。これが想像以上に大変でした…

固まらないうちにコンクリートを容器に入れて運びます

顏にコンクリートを浴びながらも、力を振り絞って作業するみんながかっこよかったな。応援もめっちゃ力になりました!

途中で水分補給のための、水もみんなが配ってくれました!ありがとう!

女神たち笑

容器に入れたコンクリートをバケツリレーで運びます。

重いけどみんなで協力すればなんのその。

最後のコンクリートを流し入れた時、ワークが終わった時の達成感が込み上げてきました!

この感動の瞬間は一生忘れない!
笑顔あり、涙ありの感動の瞬間
みんないい顔してるね

コンクリートが固まるのを待って、

水門完成!

完成した水門
水門の前で村人たちと一緒に!

私たち全員の名前が書かれた石碑のサプライズも!

自分の名前の石碑、嬉しかったな。
自分の名前が彫ってある!

ワークが早く進んだのでおまけのワークもやりました!

今回作った水門へ続く橋を作りました。コンクリート作業はみんな慣れてるから、あっという間に完成です!

石を協力して運びます!
村人たちと一緒にワーク

橋には僕たちの名前を!何年たっても村人たちがこれを見て、僕たちを思い出してくれたらいいな。

かんせーい!!

はじめはボランティアって、ちょっと偽善的なとこあるかなぁと正直思っていました。でも、実際にやってみると、自分が助けられることや、学ばせてもらうことがいっぱいでした。

村が活気づいていく様子や村人たちの嬉しそうな表情をみて、僕も元気をもらい、ワークを頑張ってよかった、スリランカでボランティアできてよかったなと思いました。

作った水門の川で水遊び!

ワークはみんな筋肉痛になって大変だった!疲れるときもあったけれど、自分にできることを探して支えたり、お互いを思い合って助け合ったりしたあの温かい雰囲気がだんだん形になって、いいチームになれた気がします。

一人ではなかったから、乗り越えられたことがたくさん。

村人たちと過ごした日々ももちろん楽しかったけど、日本のみんなと過ごし、話せた時間も大切な思い出になりました。

日本に帰国した後も、ご飯に行ったり、事務所で集まったり、と交流は続いています。

これからも、この関係を続けていきたい!!

そんな仲間に出会うことができました。

何となく時間が過ぎゆく大学生活だったけど、キャンプに行って、濃い時間を過ごせた気がする!これからが楽しみです!

これを読んでくださっているあなたも、一歩踏み出す勇気を持つと、世界が広がるかもしれません。ぜひ参加してみてほしいなー!