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2024年6月長野キャンプ

こんにちは!大学生のアミサです!

今回は、私たちが参加した6月の長野キャンプの様子を紹介したいと思います!

私たちは、長野県小谷村にある「NPO法人共働学舎」にて共同生活をしながら農業作業のお手伝いをしてきました。

共働学舎は、「競争社会ではなく、協力社会を」という理念のもと、様々なハンディーを持った人々が共に支え合いながら、できるかぎり有機・無農薬栽培で稲作や畑作を行い、豊かな自然と共に生活を営むコミュニティです。

参加したのは、高校生、大学生、社会人を含めた14人!引率スタッフのユウスケを加えた15人が4泊5日で様々な活動をしてきました。

それでは、トピックごとに

① 農業ワーク編
② 茅(かや)運びワーク編
③ 生活編

の順番で紹介したいと思います!

① 農業ワーク編

私たちがお手伝いさせていただいた農業ワークは、主に3つ!
一つ目は、「ソルゴーの種まき」です。ソルゴーとは、家畜飼料のことで冬に動物たちにあげる餌のことです。

これが種!

均等に種がまけるように、紐に付いた印に沿って種をまいていきます。

二つ目は、「大豆の定植」です。
苗床で、ある程度大きく育てた苗を畑に植え替えていきます。

STEP1:大豆の苗を収穫する
STEP2:畑に糸を張る
STEP3:穴を掘る
STEP4:穴に苗を置く
STEP5:苗を植える


この5つの作業を繰り返し行うことで、なんと7570本の大豆の苗を植え替えることが出来ました!

何もない畑が、、
苗だらけに!

では、ここでクイズです!
私たちが定植を行った7570本の大豆から作れる納豆は、一体何パックでしょうか?

正解は、、、約1万パック!!

これには、参加者もびっくり!
大きく成長して、美味しい納豆や味噌や豆腐になってほしいです🙏🏻

三つ目は、「田んぼの草取り」です。


田んぼに生える「オモダカ」は、稲の栄養を奪ってしまう雑草です。田の草取りの作業では、田んぼに入って、オモダカ等の雑草をひたすら抜き取っていきます。オモダカは腰に付けた籠に入れていき、誰が一番多く取れたのか勝負しました!

頑張るぞー!

一見簡単そうに見えるワークでも、稲とオモダカは見た目がとても似ているので、慣れるまでは、みんな見分けるのに大変苦労していました。

② 茅(かや)運びワーク編

次に紹介するのは、山間の集落に荷物を届ける荷揚げのワークです。
荷揚げは長野キャンプの名物の一つで、本当に大変だけど最高の達成感が味わえます。

前日にはてるてる坊主を作りました〜☀️

今回運んだのは、茅葺屋根の材料となる茅(カヤ)。背負子(しょいこ)という道具に括り付けて山道を運び、集落まで届けました。

大きな茅!

お届け先は、峠を二つ超えた先にある真木(まき)と呼ばれる集落です。この集落にも共働学舎のメンバーが暮らしていて、今も残る茅葺屋根の古民家で生活しながら建物と集落の保全しています。車が入ることのできない山間の集落なので日々の食料や日用品、畑の肥料も人の手で運ぶ必要があって、生活するには本当に大変な環境です💦

そして、茅葺屋根は、定期的に修理をしないと雨漏りしたり、雪の重さに耐えられなくなったりしてしまいます。今回の荷揚げでは、新しい茅を麓からみんなで運びました。

真木の大きくて美しい茅葺屋根のお家を守るために、みんなで頑張りました!

背負子に、茅を括り付けて準備万端!

自分の背丈より大きい茅を背負って、険しい山道を歩くのは大変。雨も降っていたので、こまめに休憩を取りながら進んでいきます🚶💨

スヤスヤ💤
おやつに作ったラスクで栄養補給!
おにぎりも食べて、元気がでたよっ🍙

茅運びワークで大切なことは、なんといても掛け声!大きな声を出しながら、脚を動かすことで、どんどん楽しくなってきました。

「よいしょ!よいしょ!」「ファイト!ファイト!」「わっしょい!わっしょい!」
様々な掛け声が聞こえてきます💪🏻

約三時間かけて辿り着いた先には、こんな景色が!

みんながみんなを想い合って、励まし合いながら登ることで、誰ひとり欠けることなく登りきれました!

みんなで109本の茅を運び届けたぞ〜!✨

最初は挫けそうになったけれど、みんなで乗り越えられたことで達成感に包まれました!こんなに汗を流したのは、いつぶりだろう?
思いっきり汗を流すって、気持ちいい!

茅を運んだあとは、真木の古民家で暮らす方々にお昼をごちそうになりました!

温かいお味噌汁が、身体に染みる~ポカポカ〜☺️
炊き込みご飯は、おかわり必須!

ご飯を食べた後は、みんなでお昼寝。たくさん食べて、ぐっすり寝て、体力も回復しました!

猫ちゃんに癒される参加者も🐱

帰りは、おしゃべりをしながら楽しく下山しました!

③ 生活編

最後に、私たちが暮らしていた生活の一部を紹介したいと思います。

キャンプ中、私たちは「こおろぎ莊」と呼ばれる古民家で寝泊まりをしていました。


東京では見ることのできない歴史を感じるお家に、ワクワク!
木の温もりを感じられるお家で、すぐに居心地のよい場所になりました。

いつもみんなで円になって過ごしたお部屋🏠
夜はお布団でぐっすり😴

ワークの後は、スタッフのユウスケを中心にみんなでご飯をつくりました!

お手伝い!

15人分のご飯をつくるってなんだか楽しい!
お米は、毎晩15合をみんなで完食しました🍚

みんなでいただきま〜す!

ここで、特に美味しかったご飯を紹介します!

私が感動したのは、おそばと天ぷら!茅運びワークをした日に、スタッフのゆうすけが、沢山の天ぷらを揚げてくれました!

揚げたてでサクサク〜👏

ナスに、ニンジンに、サツマイモ。大好物ばっかりで嬉しかったです😊それに、茅運びの途中で摘んできた山菜も天ぷらにして食べました!今まで食べたことのないような山菜は、どれも食感や味が違って面白かったです!
自然の中で生活をして、自然の物を食べて、「あぁ、今、生きているんだなぁ」と実感しました。

麻婆豆腐には、goodお手製の食べるラー油や激辛スパイスをかけて食べました!

辛いけど、何故か癖になる~!

そして、共同学舎が運営する「カラスのパン屋さん」の食パンも沢山食べました!

絵本「カラスのパン屋さん」作者公認のパン屋さん🍞
お店の中には、懐かしのぬいぐるみも🐦‍⬛

パンは目玉焼きを乗せたり、サンドイッチにしたり、アレンジし放題!
特に、前日から仕込んだフレンチトーストは絶品でした😋

甘いハチミツをかけて食べて、
朝からエネルギーチャージ🍯

晩御飯の後は、ヨガが趣味の参加者によるマッサージ講習をしたり、座布団を奪い合う全力のフルーツバスケットをしたり、沢山の交流をして過ごしました🤸🏻

日中に動かした身体を伸ばす〜!
わちゃわちゃ😆

キャンプ中には参加者このちゃんの誕生日会も行いました🎉

フレントーストを使って作った特製ケーキ🍰
大きな一口でいただきます!


こうしてキャンプを振り返ってみると、本当にたくさんの思い出がありますね。青い大きな空の下、沢山の緑に囲まれて、ゆったりとした時間を過ごすことで、心も体もリフレッシュすることが出来ました🌱

忙しい日々を送っている時こそ、休めない時こそ、一度日常から離れて、深呼吸をしてみるのもいいのかもしれません。

キャンプは4泊5日で終わってしまうけれど、ここで出来た繋がりはこれからも続いていきます!また、みんなと再会できる日まで、頑張っていきたいと思います!