こんにちは!しょうです
さて、お待ちかね、モンゴルキャンプの後半の報告です!
後半は、ゲルでの生活を中心に、遊牧民生活体験をさせていただきました。
ゲルとは、移動式の家のことです。


学校から三時間車に揺られて、ゲルにGO!

出発前、大きな虹も発見。虹の始まりをみることができました
そして、見てください!この見渡す限りの草原!

360度どこを見回してもこの景色!なんかすごいところに来ちゃいました

今日から宿泊するゲルはこんな感じ!
羊の毛で作ったフェルトで作られています。

中は、木組みで結構しっかりした造りです。
ゲルには生活の作法などもあるそうです。みんなぎゅうぎゅうでお邪魔します


今回は地元の方々が実際に生活をしているゲルをお借りました!
貴重な経験をさせていただきました、バイラルラ(ありがとう)!



この写真、すごく遠いところに羊が居るのが分かりますか?羊の群れは馬に乗ってまわりこんで移動させるんですよ


遊牧民は、家畜を放牧して生活を営んでいます。売ったり、毛を刈ったり、食べたり、自給自足の生活です。

生活で使う水は近くにある湧き水を使います。ゲルから歩いて15分のところにある、貴重な水源。みんなで汲みにいって、使います。


そして、私達のために、羊と山羊をさばいていただきました。
モンゴルの人は、羊や山羊の血や毛皮の部分なども大切に使います。

山羊でつくる、ボウトクというモンゴル料理の作り方の一部をご紹介します


捕まえた羊の骨や肉を全部抜いて袋状にします。その中に肉やたまねぎの材料を入れ、焼き石を入れて熱を通します。日本では絶対見られない調理法に、みんな興味津々です!


生き物の命をいただく、という本当の意味を教わった気がします。動物たちに感謝していただきました。

また、モンゴルのお祭であるナーダムを見せてもらいました
年に数回しかないこのお祭は弓、馬、相撲の種目があります。
まずは、競馬から。参加者は、なんと、小学校低学年から高学年まで子どもたち!
ゲルで生活する遊牧民は、6歳くらいから馬に乗りはじめるそうです。
さっきまで一緒に遊んでいた無邪気な子どもたちが、馬に乗ると、とても逞しくみえます!


本当にかっこいい!
ラストスパート!勝負の行方は…!?

そして、男子はモンゴル相撲に参加させていただきました!
すごい緊張した!
衣装はこんな感じです。

日本のルールとはちがって、土俵はありません。背中か腹がついたら負け。
腕やひざはついてもセーフです!


強い男たちの戦い。
白熱した試合を間近でみることができました!
そして、草原での生活の中で印象に残っているのは、やっぱり圧倒的な大自然です。
空は青くて広くて近くて、大地はどこまでも続きます。
日が暮れると、夕日が地平線に沈んでいきます。


そして、夜になると、目の前に満点の星空が広がります

何にもない草原なので、自分が星のドームの中心に立っているような気持ちになります。天の川が橋のように視界の端から端まで架かり、流れ星がいくつも流れるのは圧巻の景色でした



ここまで、キャンプの様子をお伝えしてきましたが、モンゴルのこと、みなさんに少しは感じてもらえたでしょうか?まだまだ伝えきれないことがたくさんあります、写真でしかお伝えできないのが悔しいです。
草原の匂い、モンゴルの人のたくましさ、壮大な世界。
日本とはちがう、強烈な色を持つモンゴルという国に行って、きっとまだまだ見たことのない世界っていっぱいあるんだろうな、と改めて思いました。知らないことがたくさんあるって思うと、なんだかワクワクしてきます。

モンゴルで一緒に過ごしたみんなは今何をしているのだろう?日本で生活しているうちに、「本当にモンゴルに行ったんだよな?」なんて思うときもあります。けれど、この体験がいつかどこかで役に立つとき、モンゴルで過ごした時間とみんなのことを思い出すんだと思います。

参加者のみんな、モンゴルという国、受け入れ先のタミルさんをはじめスタッフのみなさん。すべての人に感謝を伝えたいです、最高の二週間をありがとう!これからも、よろしくね!