みなさん!ウドゥタマデー!(こんにちはー!)
今年の夏、タイキャンプに参加したあみです。
今回はその報告をしたいと思います!

タイキャンプは8月28日から9月8日に行われました。
今回キャンプに参加したのは、スタッフのよっちゃん、しょうを含め28人!
広島や兵庫、宮崎や福岡からの参加者もいました。
タイ北部にあるチェンライ空港でみんなと初顔合わせ~!
慣れない土地と初めての人たちでとってもドキドキしました。

さあ、いよいよキャンプが始まります!
まずは、空港からは「ソンテウ」という日本でいうタクシーのようなものに乗り、

ホームステイ先の村に訪れる前に、私たちと山岳少数民族「アカ族」をつないでくれるミラー財団へ。そこでアカ族の生活や文化について学びました。

タイの山岳少数民族である「アカ族」は、時代の変化、国内の政策等により彼らの生活の自由が奪われていきました。そのため、文化・伝統の衰退や貧困、教育不足など様々な問題を抱えています。そこでミラー財団では文化・伝統の継承、山岳少数民族のありのままの生活を残せるよう支援を行っています。

山岳少数民族の置かれている現状を知り、目を向けることはとても新鮮で興味深く、みんな真剣な表情で聞いていました。
事前学習を終えたらいよいよ村へ出発です!
今回私たちが訪れたのは、タイの山岳少数民族であるアカ族のパーデンルアン村という場所です。
この村でホームステイをしながら、道路づくりのお手伝いをさせていただきます。

それではホームステイでの生活&ワークの報告に入ります!
村でどんな生活を送るのか全く想像が出来ないという不安もありましたが、それよりも期待の方が強く、道中でみんなと話しながら心の中はわくわくが止まりませんでした!
2日目からワークが始まりました。
ここで私たちが行ったワークについてまとめて説明します。
ワークでは村のアカ族の皆さんと一緒に4日間道路づくりをしました。
なぜ道路づくりかというと村の道路は完全に整備されているわけではありません。
特に今回私たちが訪れた夏の時期は、タイでは雨季に当たりスコールに襲われることがしばしば。土が水分を多く含み、泥に足が奪われてしまい、歩くのも、車が通るのもとても大変です。

そこで!村から都市部に行きやすくなり、病院等にも行きやすくなるように道路の整備が必要なのです。
それでは早速作業へ!
まず、骨組みとなる長くて丈夫な竹を運び、

下の画像のみんなの足元に注目!!
運んだ竹を割き、互い違いに組み合わせることで網目状にしていきます。

コンクリートを作るのに必要な土や砂利を村の人と一緒にバケツリレー!

土や砂利の入ったバケツは重たいけれど、歌ったり、互いに声を掛け合ったりなど、楽しみながらできました!

大きな機械を使ってコンクリートづくり!
ホームステイさせてもらった家のアダ(お父さん)がやってくれます。
この機械の中にセメントの粉や、バケツで運んだ砂利や砂を入れてかき混ぜることで、コンクリートが出来上がります!日本じゃ当たり前に見るのにタイに来て初めて作り方を知りました(笑)
そうして出来上がったコンクリートを地面に流し込んでいき、

コンクリートを均すこれが意外と難しいんです!
村の人に教わりながら少しずつ均していきます。
途中で水分補給をしたり、

休憩時には果物の差し入れもあり、皆で美味しくいただきました。

疲れた身体に果物の甘さが染みる~!!
お昼は村の皆さんと一緒に頂きました。

美味しくてご飯が進んで進んで、、、もう、とまらないっ!

ちょっと緊張したけど、最後は互いに笑い合いながらご飯をいただきました~!
昼食後も引き続きワークです。
日によっては途中でスコールに合う日も。

雨が降ってもみんながいるとなんだか楽しい!!
傘がないので即席の合羽や、シートで雨を凌ぎます。

4日間、村人と日本人が一丸となってワークを行い、、、

なんと最終日には道路に私たちの名前を刻ませてもらえるというサプライズも!!

そしていよいよ、、、

道路を無事完成させることが出来ました!!!
ワークは力仕事だし、雨や泥で作業がやり辛い事もありました。
でも一人ではなくて誰かと一緒にやるとそれらの事もすべて楽しみに変えることが出来るんです!

同じ作業の繰り返しでも、毎日たくさんの発見があって楽しみながら道路づくりが出来ました。
さて、ここからはタイの生活を紹介します!
みなさん村での朝はどうやって始まると思いますか?
なんと朝は4時頃のニワトリの大合唱で始まります!!! 私たちが日ごろ見ているニワトリよりも声が大きくてたくましいです(笑) アラームにしては早すぎましたが、2、3日経つと普通に二度寝でき、寛容な心で聞き流していました! 笑

ワークが終わったら水浴びをしたり、
洗濯をしたり、

ホームステイ先の子どもたちと遊んだりしました!

子どもたちのパワフルさが参加者のみんなを圧倒!!(笑)
でも子どもたちのまっすぐで、可愛くて、素敵な笑顔は国が違っても変わりません。

最初は人見知りしていた、子どもたちも段々と慣れ始め、気付けば家族のような繋がりを感じるようになりました。


村の中にある小学校でサッカーをしたり、 コートはわからなし、ゴールはタイヤだけど、大盛り上がり!!

他のホームステイ先に遊びに行ったりもしました!
各家庭で家の形が異なっていて、面白かったです!

共通していることはどこのお家にお邪魔してもアマ(お母さん)とアダ(お父さん)温かく迎え入れてくれることです。
そして夜ご飯!
「美味しい!」(ヨクミャ!)と「辛い!」(サピ!)という言葉しか言えないのですが、それだけでもとても楽しく食卓を囲むことが出来ました。


ここで村のごはんについて紹介します。
村での主食はタイ米です。日本のお米よりも細長くて、パラっとしているのが特徴!
おかずは少し辛みがあるけど、野菜炒めやスープは日本人の口に合う食べやすい味付けでした。

おかずのレパートリーも豊富で豚肉や卵料理もふるまわれました!山の畑で採れた野菜は色鮮やかでとっても新鮮!
私は辛いものがあまり得意ではないのですが、そんな私でもぺろりと平らげることが出来るくらいとてもおいしいんです。
毎日ワークで体を動かしてお腹が空くので、何回もおかわりしてしまいました(笑)

以上村での食事情でした!
引き続き村での生活についてお伝えします!
さて、村での滞在中に小学校での交流会がありました。

アイスブレイクはなんとじゃんけん列車!! じゃんけんって万国共通なんですね~

私たちからは、日本の文化に触れてもらおうと書道、おりがみ、茶道、浴衣の着付けを子どもたちに体験してもらいました。

みんな新しいことに興味津々!!

初めて持つ筆で書く文字は経験した事のない感触!
浴衣を着てさらに可愛くなった姿でパシャリ!

子供たちが楽しんでくれて私たちもうれしかったです!
しかしながら、そんな楽しい村の生活にも終わりの日が近づいてきました。

最終日の夜は村人と集まって、みんなで夕飯をいただきました!

また、この夜はさよならパーティーといって、村人と日本人が感謝の気持ちを込めて自分たちの国の歌や、踊りを披露しあいます。

見知らぬ日本人を快く受け入れてくれた村の人々に心からの感謝を伝えるために, 替え歌やソーラン節などを一生懸命踊りました!
村での最後の夜に本当に楽しい時間を過ごせました!

翌日の朝はとうとうホームステイ先の家族とお別れです。
言葉は通じなかったけど、いつも温かく接してくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいでした。

村を出た後はタイならではの体験をしました!
ゾウ乗り体験に

タイ料理を食べる!

夜はナイトバザールにも行きました!

夜は最後のミーティングをして、このキャンプを振り返りました。
初めての人たちと道路作りや、ホームステイ。たくさんの初めてが詰まったタイキャンプ。
大切な仲間たちと刺激的な日々を過ごした最高の2週間でした!
