アユボワン!2019年春のスリランカキャンプに参加しました、のぞみです!
前回のブログでは、村での生活についてお伝えしましたが、
今回は、ワークキャンプのメイン、ワークの様子についてお伝えします。
今回のワークでは、コミュニティセンターをつくりました。
村の集会所や、子どもたちの青空教室として使う建物がほしい、という村人の声があがり、建設することになりました。
まず、ワークを始める前に、現地流のセレモニーが行われました。

セレモニーが終わるとさっそくワークが始まりました。
まずは草むしり!全体を整備してから、建物の柱を入れる穴を掘りました。


Before After の写真がコチラ!


この穴は人が入れるくらい深く、掘るのは本当に大変でした。

村人にも協力してもらい、みんなで掘り進めました。
次に建物の柱の部分をつくります。
重い鉄骨を運んで、

先ほど掘った穴に入れてセメントで固定します。

次に建物の土台部分をつくっていきます。
ひたすら土を運んで、敷き詰めていきます。

終わりがみえない…と思ったけれど、みんなの頑張りのおかげであっという間に土台部分が完成しました。人の力ってすごいなぁと感じました。


次にブロックを土台部分の周りに敷き詰めていきます。
大量のブロックを調達してきて、

リレーで運びます。

運んだブロックは村の大工さんたちが隙間のないように敷き詰めてくれました。


この後は、土台部分の上にセメントを敷き詰めていきます。
ですがその前に、ティータイムです。
お菓子と一緒に甘い紅茶をいただきました!

お茶だけでなく、ココナッツウォーターも飲ませてもらいました!

どれもおいしかったです。
休憩時間は子どもたちと遊んだり、

キャンパーとお話したり、

日陰でゆっくり休んだり、

みんな自由に過ごしていました。
休憩のあとはワーク再開です。
まずはセメントを手作業で作ります。

村人たちもお手伝いしてくれました。

バケツリレーで運んで、

土台部分に流し込んでいきます。


セメントを流し込む作業が終わり、
つぎは建物の壁と屋根づくりに移ります。
組み立ては村の大工さんたちがやってくれました。自分たちで作業できないもどかしさはありましたが、これから先何年もこの建物を使ってもらうために大工さんたちの匠の技にお任せしました!

ワークができない間は、お別れパーティーの出し物の練習をしました。
ソーラン節や嵐のGUTSを踊ったり、歌を歌いました。キャンプの替え歌もつくりました!村での時間を思い出す、とてもいい歌詞でした。


ワークも終盤に差し掛かったころ、村の幼稚園に通う子供たちがワーク地に遊びに来てくれました!歌や踊りを披露してくれました。

みんなとてもかわいくて、楽しい時間を過ごせました。


出し物の練習や子供たちと交流している間、村の大工さんたちがワークを進めてくれていました。

そしてついに完成!

みんなの名前が入ったコミュニティセンターができました。


建物の中はこんなかんじ!

建物が完成すると、セレモニーが行われました。
コミュニティセンターの中でココナッツを沸騰させて、


一人一人のおでこにつけてくれました。

私がこの村に滞在できたのは10日間だけでしたが、この建物は今後何年も残ります。どうか大切に使ってほしいと思います。
家族をはじめ村人たちが、建物を喜んでくれているのが、とても嬉しかったです。
いつか村に帰ってきたとき、この建物が使われているのを見れたら嬉しいです。
旅行で海外に行くのもいいけれど、
村でホームステイをしながら、村人と一緒の景色を見て、力を合わせて働くって、おもしろいなあと思いました。
大好きなスリランカの家族が、ずっと幸せでありますように!
という願いをこめて、今回のキャンプの報告を終わりにします。
気になる人は、勇気を出してキャンプに参加してみてくださいね。