アユボワン!スリランカキャンプA日程に参加したみさです!
今回は、ワーク編の報告をさせていただきます!スリランカキャンプA日程ではどんなワークをしたのでしょうか…?

今回のキャンプで訪れたのは、トリンコマリー地区のマダワチヤという村。
自然がとても美しい村で、背の高い木々が生えていたり、

犬や牛、リスやクジャクなど色んな動物も見ることが出来ました!


このマダワチヤ村では、雨季には農業を行っています。
水路から農地に水を引くのですが、雨季になるとその水路の水が氾濫して困ってしまいます…

そのため、開け閉め可能な「水門」を建てることによって水量を調節する必要があるんですね。
というわけで!今回のワークは「水門」作りです!

…と言われても、水門のイメージって全く浮かびませんよね。
先に完成形を見せちゃいます!


水門は、砂と石とセメントを混ぜてコンクリートを作り、それを型に流し入れて固めます。見えている部分の高さだけでも170~180センチくらいあって、結構高いんです!

これを作っていきますよ~!さあ、ワークスタートです


まずは、水路に落ちている草や枝など邪魔なものをよけて水路を綺麗にします!
水路にはコンクリートを作るために適した良い砂がたくさんあるようで、それも一緒に集めていきます。

その作業と並行して、水門を設置する場所を掘っていきますよ~!現地の大工さんの指示に従って作業を進めました!


掘って出た土も、水路の妨げにならない場所に移動させていきます!


今回、砂や土を移動させるために、この道具たちが大活躍してくれました~!

このお皿、なんとこんなに大きいんです!

一人で運ぶのは重いし大変…ということで、みんなでバケツリレーしながら移動させていきました


渡すときに名前を呼んだり、どこからともなく伝言ゲームが始まったり、自然と会話が生まれたり…。バケツリレーによってキャンパー達の絆が作られたと言っても過言じゃないかもしれませんね


こんな長距離を運ぶのだってへっちゃらです!


水門の設置場所を掘る作業が終わり、土も移動し終わりました!

掘り終わった穴に入って記念写真


続いて、コンクリート作りに入ります!
…と、その前にキャンプのお楽しみタイム!ご飯とテー(お茶)の時間です

村のアンマ(お母さん)たちが、交代で美味しいご飯とテーを用意して、毎日ワーク地まで運んでくれました!

疲れた身体に染み渡る甘~いテー!

大工さんや村の子どもたちも一緒に休憩です


ご飯のあとは、みんな各々の時間を過ごしていました

さよならパーティの出し物を考えたり…


ゆっくり休憩したり…

キャンパー同士でお話したり…。

ワークを終えるとそれぞれ帰る家がバラバラなので、ワーク中の隙間時間はみんなの中を深めるための大事な時間でした

さて、体力回復したらコンクリート作りに入っていきましょう!
日が経つにつれ、村の子どもたちもワークを手伝いに来てくれるようになりました!


コンクリートは、集めた砂と、石、セメントを機械に投入して、混ぜ合わせて作ります。

それを掘った穴に流し入れていきます!

機械の真下の穴にはコンクリートを直接流し入れることができたのですが、真ん中の柱部分や反対側の穴にはバケツリレーで入れていきます。

みんな手や服をコンクリートまみれにしながらも、完成に向けて着々と作業を進めていきました

そしてようやく…

ほとんど完成しました~~!

積んであった砂を平らに戻したり、出たゴミを拾ったりする作業をして…


ついに…

水門が、完成しました~!

翌日に行われたお披露目会では、みんなの名前が彫られた石碑が設置されました

これにはみんな大興奮!

最後のワーク地からの帰り道。
作業が終わった達成感ももちろんあったけれど、もうこのメンバーで、この場所でワークをすることがないと思うと、すごく寂しかったです。

皆で作り上げた水門が、少しでも村の役に立てばいいなあと思います!以上で夏のスリランカキャンプA日程~ワーク編~の活動報告を終わります!

