みなさん、ウドゥタマデ―(アカ語で「こんにちは」)!!!
春のタイキャンプに参加したユキノです!
2月28日から2週間行われたタイキャンプの報告を、前半と後半に分けてしたいと思います!
今回は、関東、新潟、大阪、高知、広島、沖縄まで、全国から集まった参加者31名と、スタッフ1名を合わせた計32名でキャンプに行ってきました!

チェンライ空港で32人が集合し、全員での初顔合わせです!
みんな緊張した面持ちの中、タイキャンプの受け入れ団体である、ミラー財団の方とインターン2名が迎えてくれました!

空港でトラックに荷物を積んで、ミラー財団の施設に向かいます!

ミラーに到着!!

ここで少しミラー財団の説明を!
ミラー財団とは、山岳少数民族を支援しているNPO法人です。
「ミラー」とは、その通り「鏡」を意味します。タイ語では「グラジョッグ・ンガオ」で、「グラジョッグ=鏡」「ンガオ=影」を意味し、ミラー財団のメンバーが社会を映し出す鏡のような存在になるということから、その名になりました。
ミラーのマークも「鏡に映し出された影」を表しているんです。

そこで私たちもミラー財団や山岳少数民族、さらに彼らが抱える問題についても学びました。
そしてやっと自己紹介タイム!
みんながどんな人たちなのか、少しずつ分かっていくことが嬉しかったなあ。

次の日はミラーを出発し、アカ族の村へ向かいます!
途中には大きな湖もありました!
漫画のように、すってんころりんで早速びしょ濡れになった人も…

そして4時間かけて、パーデンリソー村というアカ族の村に到着!!
村人が美味しいご飯であたたかく迎えてくれました!

ホームステイ先も決まり、ワクワクドキドキのホームステイ生活の始まりです!

ホームステイ先のアピ(アカ語で「おじいちゃん」)と!

と、村での生活の様子はここまでで、この続きは後半の報告で!
この先は、キャンプ3日目から始まったワークについての報告です!
今回私たちが行ったワークは、道路づくり!!
セメントどどん!

道が舗装されていないため、雨季になると道がぬかるんでしまい、車も山道を通れなくなってしまいます。
私たちは、ミラーから村へ向かった際にも通った山道の舗装をしました!
朝、トラックの荷台に乗り、村から15分ほどのワーク地へ、砂ぼこりをかぶりながら向かいます!

ウォーミングアップから始めて、

ワーク開始!!
村人がこのように竹を切って、編んで、作ってくれた基礎の上に、

機械で混ぜて作ったセメントをバケツリレーで運び、その基礎の上に流していきます!

ひたすらこの繰り返し!
みんなで声を出し合いながら、お別れパーティーで歌う曲を歌いながら、バケツを運んでいると、

村人がスイカやパイナップルを用意してくれて、

元気100倍!!

回復したら、またバケツリレー!

そして1番のお楽しみは、なんといってもお昼ご飯!

ホームステイ先の家族が持たせてくれたお米やおかず、スープをみんなで持ち寄り、分け合って食べました!

この下に敷いているのはバナナの葉っぱで、お弁当もバナナの葉っぱに包まれているんです!

美味しくてついつい食べ過ぎちゃっても…

午後もワーク!
砂や石を袋に詰めて運ぶこともありました!がんばれ!!

このようにして1日のワークが終わり、村へ帰っていきました!

キャンプ中はそんな1日があっという間に過ぎて…



どんどん道が伸びていき…



セメントが乾いた道の上で三点倒立をしたり、

時々、見渡す山々に叫んで、疲れを癒したりしながら、

道路づくりも終盤です!!

そして、ついに完成!!!!!!

やったーーーーーー!!!


160mのコンクリートの道が完成しました!!!
完成した道路の上で!

日本人32名と、ミラー財団の方、インターン3名、そして村人と協力しながら、こんなにも長い道路が完成するなんて思ってもいませんでした!
完成したあとの、みんなの達成感溢れる表情と、ホッとした表情が忘れられません!



この道が役に立ってくれたらいいなあ…!!

と、前半はここまで!
この続きは後半で!お楽しみに~!!