広島キャンプ報告

こんにちは。広島キャンパーのほりちゃんです。
僭越ながら、広島農業体験＋平和ワークキャンプの報告ブログを書かせていただきます

　精一杯書くので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです

　では、はじまりはじまり〜！！！

　今回のキャンプは、東京•千葉•静岡•愛知•大阪•愛媛•広島などなど、日本の各地からぱらぱらと23人集まったメンバーで行われました。

　しかもなんと初めてワークキャンプに参加するメンバーが過半数！

　さすがに皆初日は緊張の面持ちでした〜

　それとこのキャンプは広島のNPO法人Buen!カミーノさんと共催で行われるのも特徴の1つです！
　ブエンカミーノという言葉は、サンディエゴ巡礼の際に交わされるあいさつであり、スペイン語で「良い旅路を！」という意味だそうです。

　しかし！そんな緊張などいっている間もなく、5日間の共同生活とワークがスタートです

◎ ワーク紹介
•ブロッコリーの苗植え

　およそ5000のブロッコリーの苗をひたすら植えました！

しるしをつけて

農薬を撒いて

植えて！

植えて！

植えまくりました

農業体験では収穫作業が華々しく取り上げられることが多いですが、今回は苗植えにもチャレンジ！雑草が生えるのを防ぐ農薬を撒き、等間隔に穴を開けたあと、やっと約5000の苗が植えられます。
これでも毎年何割かは必ずダメになってしまうみたい

切ないでね。11月の収穫まで元気にすくすく育ってね

•ナス、トウモロコシ、ズッキーニの収穫

なす！

とうもろこし！

ズッキーニ！

　1つずつ丁寧に収穫していきます。ナスは皆で丁寧に袋詰めした後、スーパーまで出荷しました！！！見事完売やったね吉川さん

•安納芋畑の草抜き
　こちらも頑張ってー

抜いて

抜いて

抜きまくった！

　一見地味な作業に見えますが、とっても大事な草抜き！ここで草をしっかり抜かないと、雑草がお芋をじゃまして、元気で大きな安納芋が育たないそうです

なかなか一筋縄ではいかないのが農業のまた難しさですね。

　ちなみに、私たちがお世話になったシェアハウスの周りの草抜きもしました。

　みんなで頑張れば、すぐにぴかぴかだね

•林業チーム

　吉川さんのお父さんのお手伝いで、森林伐採のお手伝いをしました！誰もお手入れをしなかったら、伸びっぱなしになっちゃいますよ

こちらも力を合わせれば、大きな木でもへっちゃらだね

◎ いろいろ方のお話も聞きました
・日本一の水耕栽培ネギ農家さん廣政さんのお話

　廣政さんの下ではたらく、こうさくくんに案内をしてもらった後
（貴重なお仕事をする時間の合間にありがとうございました。）

皆でお話を聞きます。

　個人農家の中でもっとも沢山のねぎを作っている廣政さん！農業の難しさや、それでも農業を続ける理由について話を聞きました。私たちの命を繋ぐ「食」は、農家さんの休む間もない努力によって作られているんですね。

　なんとこの時期ねぎは一ヵ月半ほどで、
これから

こんなに大きくなります！すごいですね

・フードバンクでのお話

　みなさん、
　　アルバイトや職場先で「仕入れすぎた」「残った」という理由から賞味期限前の食べ物がたくさん捨てられていたり、
　　形が悪い、不ぞろい＝規格外というだけで、工場から１度も出ることなく、命を終える食べ物があったり
　　１つが傷んで、箱ごと捨てられてしまう果物があったり、
　　箱が凹んだだけで、捨てられてしまうお菓子があったり
することを知っていますか？これらのことをまとめて「フードロス」と読んでいます。
そのフードロスを少しでも減らそうと活動していらっしゃる、フードバンクのあいあいねっとさんにお邪魔してきました

　なんと家庭と企業で発生するフードロスの量はほぼ同じとの事！びっくりですね

・被爆経験者岡田さんのお話

　17歳の頃広島の地で被爆を経験された岡田さん。貴重であり、苦しくリアルなそのときの惨状と岡田さんの平和に対する想いを聞きました。またその後は、それぞれ岡田さんの話を聞いて考えたことを話し合い、それぞれの意見の違いに耳を傾け合いました。
他者の意見を聞き入れるのは簡単なようでなかなか難しいのかもしれません。ただこうして話し合いをする時間が日常にもあったらいいですね。

　岡田さん、これからもお体に気をつけてお元気でいて下さい。

　そんなこんなで、ごはんも沢山たべ、遊んで、おやすみして、沢山寝て！